そもそも「ソロ・ギター」とは何か?
ソロ・ギターとは、楽曲の主役であるメロディーとその伴奏パートであるコードをギター1本で表現することのできる演奏スタイルのことを指します。言うなれば1人2役?いや、1人5役6役といった感じでしょうか。ハーモニカやサックス、バイオリンなどの基本的には単音しか出せない楽器と違いソロ・ギターなら1人でメロディーとコードどちらのパートも同時に奏でられます。まさに、1粒で2度美味しい演奏スタイルとも言えるのではないでしょうか。
なぜソロ・ギターを弾くのか?
ギターはみんなでわいわい歌いながら弾いても楽しい楽器ですが、一人でさらりと奏でるにも非常に好都合な楽器の一つです。例えばみんなで息を合わせて1つの曲を合奏すると自分のミスではない部分も自分の演奏の一部となってしまい、思ったようなクオリティーで楽曲を完奏させられないというデメリットがあります。
しかし、ソロ・ギターであれば全ての演奏パートを自分自身で完璧にコントロールすることができるため、そのような心配は一切ありません。もちろんミスも含めてすべてが自分の腕次第にはなりますが、ある楽曲をの完成度を上げていくというのは、例えるなら「音の建築物」を図面通り丁寧に作り上げている感覚に近いものがあります。この作業を行うには多くの集中力を伴う必要がありますが、完成させ弾き終えた後の達成感は 何物にも得難いものです。
よく「1人で2役を演奏するのは、大変じゃない?」と聞かれますが、それは杞憂。どの曲にも弾き方の基本やコツがありますので、そのポイントを少しづつでも理解していければ誰でもサクサク弾けるようになります。
ソロ・ギター演奏に出会った相川美貴さん(44歳・公務員)の場合
相川さんは幼少の頃からピアノを習っており、中学生では 吹奏楽部に入りトロンボーンを演奏していました。 音楽自体はとても大好きで、社会人になってもずっと音楽に触れていたいと思っていましたが、結婚し子育てをしながら仕事をする中で次第に音楽との距離も遠ざかっていきました。10年ほどはピアノやトロンボーンにほとんど触れることなく過ごしていましたが、半年前にたまたま近所のイオン・モールで開催されていたコンサートで奏でられていたギターの音色に聞き惚れ、さっそく近所の公民館で開催されているクラシック・ギターのサークルに入会しました。 入会した当初こそ、今まで知らなかったギターに関する様々な知識をサークル仲間から教えてもらい楽しかったのですが、ほどなくして転機が訪れます・・・クラシック・ギターでは、とにかく楽譜通りに正確に弾くことを求められ、自分の好きな曲は一向に演奏できません。 もちろん自分の好きなスタイルで弾くことも許されません。 そんな演奏スタイルに違和感を感じ始め、だんだんとサークル活動から足が遠のいてしまい、結局2ヶ月半で退会してしまいました。
そんな折、ソロ・ギターは誰でも、順を追って学べば作って弾くことができると知り、その楽しさに瞬く間にのめりこみました。初めは難しいと思っていたソロ・ギターも極力無理な指の動きをしないように様々なコツを学びながら練習を続けることで次第にレパートリーが広がっていき、今では 自分が弾きたい曲を五線譜からアレンジし、自分1人でギターでのソロ演奏を楽しめるまでになっています。
ソロ・ギターのアレンジ方法
恐らくギターに取り組んでいるいる方のほとんどはコードかメロディーのどちらか一方を演奏していることと思います。しかし、そのどちらかだけではやはりマンネリ化し、技術的にも頭打ちになってしまいます。中には市販のソロ・ギターの楽譜集を買ったりインターネット上で気に入ったソロ・ギターの楽譜を買って演奏に取り組んでいる方もいらっしゃることでしょう。
しかし、あなたは「誰かが作った出来合いの楽譜」を読んで、自分は「ただただ演奏するだけ」で本当に満足なんですか?どうせなら、自分の好きな曲を自分自身でアレンジし、演奏できればその楽しさは倍増どころか無限大にアップするはずです。
これまで、たくさんのギター教材を目にしてきましたが、未だかつてソロ・ギターの自作方法をマジメに教える教材に出会ったことがありません。実はこのソロ・ギターのアレンジには、特別な才能や能力は一才必要ありません。どんな曲もソロ・ギターにアレンジ可能な「方程式」を使えば誰でも機械的にソロ・ギターへのアレンジが可能です。もう「どこかの誰か」が作ったネットで売ってる楽譜や市販の楽譜を買って来て「ただただ演奏するだけ」の人生とはサヨナラしませんか?
ーコース内容ー
※プレビューをクリックで一部視聴可能
コードとメロディを同時に演奏するソロギター。ソロウクレレを数年やっていてギターにも興味はあったけど、ウクレレより大きく、弦が6本のギター。私には難しそうだな…と思ってました。
でも、私が習得したいなと思っているソロギターのスタイルは、日常や四季によりそうように素朴なソロギターのアレンジが弾けたらいいなというものでした。
比較的手に入りやすい五線譜でシンプルなアレンジでいいから…自分で考えて弾きたいと思って教材を探しましたが、見つけることができませんでした。
以前、ウクレレを学ばせていただいた、あわゆう先生からソロギターの基礎を学べたらいいなとご相談して、今回、オンライン教材で学ぶことができました。
ウクレレの先生だからウクレレ弾きの私としては、ウクレレと同じところ、違うところは?等精神的に質問しやすかったです。
基礎はときに、地味でつまらないと思われがちだけど、ウクレレで同じことを積み重ねた結果、自分が満足できるウクレレの楽しみ方ができるようになりました。基礎は本当に大事だと思ってます。
ギターも同じ。一人だと【つまらない 地味な】基礎。あわゆう先生の教材でわかりやすく、楽しく学べて【できた!わかった!】を体験できて、本当に感謝です。
正直…ウクレレと勝手がちがって、難しいなとは思うときもありますが、とにかく楽しいです。自分なりに自由なスタイルで演奏ができる日を夢みて、基礎的な学びをしっかりやっていきたいと思います。
あわゆう先生から学べてとても感謝です。ありがとうございます。